尾見林太郎リサイタル プチリハーサル。
2016.01.16 Saturday
こんにちは。
久々の管理人ミライです。(尾見氏が公演前になると出てきます)
杉並公会堂のリサイタルももうすぐです。
先日は、ちょこっとリハーサルを聴かせてもらったので、覚え書きを。
ベートーヴェン/月光
名曲ですね〜。誰もが知っている3大ソナタでも一番人気。
私もCDを持っていますが、若い人が弾くと曲の切迫感と若さの焦燥があいまってそれはそれはロマンティックになります。危うく脆くはかない。
が、さすがに中年の
ロマンティックはロマンティックですが、流されず、三つの楽章のバランスが良く、構築的な美しさが際立った感じでしょうか。
え〜流されない月光なんてつまんない〜と言わず、聴いてみて下さい^^
大人の月光も良いのです。
シューベルト歌曲
今回は伴奏だけ聞いたので、省略
バルトーク/ルーマニア民族舞曲
個人的に好きです。
片手はちろちろと揺らめく炎のように、片手は怪しい小人が踊っているような曲ですが、突然魔法みたいに終わります。
リスト/ハンガリー狂詩曲 13番
これ、チラシに13番が抜けていましたが、2番と勘違いされた方がいる・・かも?
13番です。
じれったいような、まだるっこしい始まり。このこってり感が東欧でしょうか。
堰が切れたような後半。解放されるところでアドレナリンがどばっと来ます^^
待ってましたって所です。
バッハ=ブゾーニ/シャコンヌ
これは既に聴かれた方も多いかな。
尾見さんのシャコンヌ、絶品だと思います。
左手と右手から別々の旋律が主張しつつ、響きあうところ、いいですねえ。
重厚に重なりつつ、濁らず、音の粒が際立っています。
それでは会場でお会いできますのを楽しみに!
あっ。重要なチケット情報を。
チケットは目下完売状態でキャンセル待ちの方がいらっしゃいますが、当日券は若干出る予定です。
何分席数に余裕がなく、申し訳ございません。
JUGEMテーマ:クラシック音楽