結論から言いましょう!!
素晴らしく良かったです!!モトグッチV7カフェ!(笑)
こんなに良いとは思わなかったです。
V7クラシックではなく、V7カフェの試乗になりましたが、バイクが本来持っている爽快感を思い出させてくれました。
私がまたがると明らかに車体は小さく、リアサスペンションは、ほぼフルボトム。(苦笑)
今のバイクにしては珍しくとてもスリムでコンパクト。
まるで250ccバイクのようです。
走り出すと拍子抜けするほどエンジンはマイルドでクセが無く、今までのグッチらしさは皆無。
「なんだよ〜!グッチもついにこんなにフツウになってしまったか〜」
と、第一印象は最悪!ハッキリ言って否定的でした。(笑)
ところが、走りつづけてみるとなぜろう?とっても爽快?
やはりバイクはトータルバランスがすべて!!
グッチとして見ないで、一台のバイクとして見るとこれが実に面白い!!
たかだか40馬力の750cc縦置きVツインエンジンですが、これが本当に気持ちよく回ってスーっとスピードに乗っていきます。
中間排気量のバイクを高回転で引っ張って走るのは最高に気持ち良いですよね?
それにはこのマイルドなエンジン特性がとてもマッチしていて、軽くてスリムな車体とあいまって自由自在に振り回す事が出来ます。
街中をスイスイとトビウオのように泳いでいるような感覚なのであります。
エンジンフィールの軽快感では私の相棒ハチマル君(BMW R80)にも同じ魅力がありますが、車体の軽さと振り回しやすさも含めて考えると爽快感はV7の方が数段上。
バイクや車って、スペックじゃなくてフィーリングが一番大事だって事を再認識させられました。
このバイクに乗っているワタクシの姿はハッキリ言って様になっていません。(苦笑)
でも魅力を感じる現行モデルが少ない中、久しぶりに心に刺さったバイクでした。
やっぱり乗ってみなきゃわからんですなぁ〜!バイクも車も。(笑)